貨物車の構造要件

構造変更で乗用車を貨物車に!タイトル画像

 

乗用車の改造計画

 

 前のページで述べたような構造要件とするために、乗用車を一部改造しなければならない。乗用車の現在の状態と、貨物車に求められる要件とを一つずつ照らし合わせて計画を策定した。

 

●貨物車は、文字通り貨物を乗せて運ぶことが主目的。なので、運転席より後方部分の過半数の面積が貨物積載部分となること。

●貨物の積載面積が1平方メートル以上必要。タイヤえぐりの部分も面積算入可。乗車する人間の携帯品置き場は含まれない。乗車する人間の通路となる部分も含まれない。

 

 現在の状態は3列シート8人乗りのミニバン。運転席より後方の部分の過半数を荷室とするためには、シートを1列分間引く必要がある。また、残されたシートがスライドやリクライニングしたりすることによって荷室面積が過半数を割ることがないよう、それらの機能を制限する方針。

 車体の運転席後方の長さをざっくりと測定すると、全体で210cm程度。2列目シートを標準位置に固定したときに荷室が110〜120cm程度確保できる(過半数)ことが解った。幅方向も130cm程度の確保が可能、さらに高さも120cm程度は確保できる。したがって、1平方メートルの確保はできる

 

●貨物の積み卸し部分の寸法が縦横80cm以上のこと。

 車体後方のバックドアは巨大なのでそのままで明らかにOK。

 

●運転席より後方に人間を乗せる場合、その人間よりも貨物の重量の方が大きいこと。

 2列目シートに3人乗車で(165kg相当)、かつ積載量200kgを前提とする。この積載量の捻出については、3列目シートの乗員3人分(165kg相当)、および3列目シート自体(およそ60kg)の減少から225kg程度は確保できるのではないかと予想。なお万が一、車体重量が車検証記載の数値を上回っており、積載量200kgが確保できない場合は、2列目シート2人乗車可能(110kg相当)、かつ積載量150kgとすれば100kg程度の余裕ができるから何とかなりそうだ。

 なお、積載量が基準(500kg)以下なので保護間仕切りは省略できる。また、タイヤについては、もともとの車両総重量の範囲内でおさまりそうなので、そのままでおそらく大丈夫(耐荷重の低い扁平タイヤなどでは問題が生じるかも・・)。

 

 

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